金持ち父さんのラットレースについて

2017年10月27日 18時41分

「金持ち父さん貧乏父さん」のキャッシュフローゲームでは、プレーヤーはラットレースからゲームを始めることになります。このラットレースの本来の意味は、ネズミが回し車をぐるぐる回る様を表します。一生懸命走っているのですが、車が回るだけでネズミ本人は一向にその場から動いていません。

キャッシュフローゲームでのラットレースは、労働収入での生活を表します。労働をすることによって、その分の対価を受け取るという意味です。これを言い換えると、働かないと生活できないということになります。

そんなことは当たり前だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、現実世界にはこのラットレースの外で働かずに生活している方もたくさんいらっしゃいます。例えば、大きなマンションのオーナーなどは、家賃収入だけで生活できます。放置しておいても、人が入っている限り家賃という不労所得が入り続けますので、本人は働く必要がないのです。

ラットレースから抜けるための不労所得は、家賃のほかにもたくさんあります。その不労所得を作り出してラットレースから抜け出すことができれば、本当の意味でのお金持ちの仲間入りだといえるでしょう。